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住信SBIネット銀行株式会社 サービスサイトの MovableType導入作業

住信SBIネット銀行株式会社様(以下、住信SBIネット銀行様)のサービスサイトのMovableType導入作業を実施しました。
お知らせ・キャンペーン・障害メンテナンス情報などの更新性の高いコンテンツをMovable Typeの管理画面上で新規作成・更新を行えるようにして、情報の即時性やメンテナンス性の向上を目指しました。
また『Movable Type SmartSync Pack』を導入し、すべてのコンテンツを静的配信にすることでセキュリティに配慮したシステム設計・構成を行いました。住信SBIネット銀行様がパートナー企業へ銀行機能を提供するBaaS(Banking as a Service)である「NEOBANK®」サービスの親和性を考慮し、複数の提携先に配信する仕組みも実現しております。

URL
https://www.netbk.co.jp/contents/
Client
住信SBIネット銀行株式会社
Scope
プロジェクトマネジメント / UI/UX設計 / デザイン / フロントエンド開発 / CMS開発 / インフラ構築
Date
2022/02

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高い要求に応えるための CMS 中心のシステムデザイン

今回のシステム導入では、CMS 上で担当者が情報を更新するだけで、同社の定める「デザインルール」が自動適用され、セキュリティが最大限に高められた「静的コンテンツ」を生成、多数のサーバーインフラ群に対して瞬時に配信を行うことができます。

これらが Movable Type を中核に据えた「Movable Type SmartSync Pack」というソリューションによって実現されています。

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またクライアント側での拡張・メンテナンスが行えるような設計も考慮されており、今後のコンテンツ拡充にも耐えうるCMSを目指しました。

セキュリティや高い可用性を実現するインフラ設計

可用性のために Movable Type を冗長化。災害リカバリ時のダウンタイム削減のため、NFS 導入を行いました。CMS は厳しい制約のある隔離環境化に配置しています。
これらは本来 Movable Type が不得意としている領域ですが、住信SBIネット銀行様の求める品質基準を満すため、弊社のノウハウを活用して実現しています。

システム状態を迅速に提供する専用システムの開発

ミッションクリティカルなサービスを多数展開している場合、システム障害をより迅速に正確に届けることは重要です。どこで障害が発生し、どのような影響があるのかを、WEB サイトだけでなくスマートフォンアプリの利用者などにも届ける必要があります。
今回、現場で運用されている数千の文例を元に情報の分析を行い、障害時のメッセージを自動生成する専用のシステムを開発しました。

これは最終的には CMS に統合し、コンテンツの管理と同じ運用の仕組みに乗せています。

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