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タイってどんな国?part6びしょ濡れ覚悟の国民的水かけ祭りとは!?

コルシス広報 日々の生活

こんにちは!コルシス広報部です。

いよいよ5月に突入しましたが、今年はもうすでに暑い暑い日が到来して、もうすでにプールが恋しい気分ですね。
このあとに梅雨が来ると考えると・・・今からすでに猛暑を乗り越えられる気がしません。

今回はそんな気分が少しでもひんやりする?話題をお届けしたいと思いますよ。

 

タイの祝日事情とは?

突然ですが、みなさんは日本に年間何日「国民の祝日」があるか知っていますか?
正解は「16日」です。国民の祝日はもちろん国によって違い、タイにもタイの祝日が存在します。日本と同じように1月1日は新年であり、お休みなのは共通ですが、それ以外のタイ独自の祝日はなんと23日もあるんです。なんだかめちゃくちゃ羨ましい・・・。

タイには憲法記念日など日本でも馴染み深い祝日もあれば、仏教に関わる祝日や、タイが王政なので王室関連の祝日がいくつもあるのです。

先ほど、羨ましい!と書きましたが、ビジネスシーンを見てみると、日本と比べて有給休暇が少ない傾向があり、これはタイに元々祝日が多いという背景もあるようです。

そんなタイの祝日事情ですが、特に4月は灌仏節、ソンクランという祝日があり1年の中でも最も賑わいをみせています。タイについて詳しい人には馴染みのあるソンクランですが、みなさんは知っていますか??

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ソンクランとは?

ソンクランはタイの旧正月のこと。毎年4月13日〜15日と決まっていますが、多くのタイ人はその前後に追加してお休みを取ったり、企業も長めに休業したりと、日本人にとっての年末年始、中国人にとっての春節といったお休みに該当します。
ほとんどのタイ人は故郷へ帰省するか長期旅行に出かけ、お店の多くはもちろん閉まり、公共交通機関は人でごった返すという・・・。まさに日本のお正月の風景と同じですね。 

さて、そのソンクラン最大の名物行事が、タイ最大級のお祭りとも言われる「水かけ祭り」です!

日本でもその名を聞いたことがある人も多いのではないかと思いますが、いざ街に出ると通行人同士が水をかけあって楽しみ、バンコクではもちろん、タイのあちこちで独自のイベントが開かれる大変賑やかなお祭りです。オフィスビルやコンドミニアム単位でも何かしらの催しがあるほどです!

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そのため、このお祭りを味わおうと海外からの旅行者も多く訪れる時期でもあり、なんと2023年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されたとか。
コロナ禍で4年間開催できなかった分、2023年の盛り上がりは相当だったようです。海外旅行客で世界中が再び活気に満ちている中、ますます注目されているお祭りと言っても過言ではないでしょう。

 

バンコクのソンクランの雰囲気

タイの中心であるバンコクでは、毎年大規模のイベントが多数開催されています。

4月13日の本番前には「ソンクラン」の歴史や各地方の伝統文化を表現したパレードが街を練り歩き、ソンクランの季節の到来を人々に告げています。
ソンクラン本番で一際盛り上がりを見せるのは「シーロム通り」と「カオサン通り」で、大規模な水かけ合戦が行われ、地元の若者や海外旅行者で大賑わいです!シーロム通りは昼よりも夜が賑わい、どこもかしこも人でごった返すようですよ。

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セントラル・ワールドやサイアム・スクエアといった大型商業施設でももちろん水かけイベントが開催され、水鉄砲を持った人たちがあちらこちらに!
大音量の音楽とともに踊る人もいれば、歌を歌ったり、ただただ水をかけ合う人など。国や年齢、性別といった垣根を超えて多くの人が思い思いに楽しんでいます。放水車まで現れてとんでもない状態になることも(笑)

 

ソンクランで気を付けたいこと

とーっても盛り上がる水かけ祭りソンクラン。もちろん気を付けたい点がいくつもあります。

まず、宿泊先から街に出るときは中に水着を着たりと、濡れてもいい服装で出かけること!大切な一張羅を着て出ようものなら、思わぬところから水を浴びて大変なことになります。特に大勢の人で賑わう場所や、水かけ合戦が行われている場所に行くと全身びしょ濡れ必須ですよ。
靴もビーチサンダルがマストですね。さらにそのびしょ濡れのまま冷房の聞いた建物に入ったり、交通機関に乗る場合は風邪をひかないよう注意をしたいところです。 

同時に、時計など極力貴重品は身につけず、現金も最低限にするといいでしょう。人でごった返す=スリに合う危険性も高まり、観光客が多く訪れる時期でもあるので被害に遭う人も多いです。

さらに、持ち歩く現金やスマホにも防水対策は欠かせません!防水ケースや防水カバンを用意するなど抜かりない防水対策をお勧めします。
ちなみに、防水カバンは街中で50バーツほどで売られているので、ついでに買い物を楽しむのもいいですね!

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防水対策としては、ダメ押しのゴーグルも用意しておいた方がいいでしょう。四方八方から水が飛んでくる水かけ合戦が行われている場所は特に注意が必要で、目に大量の水が入ることもあります。
コンタクトの人はそれだけでも大変なのは想像できますが、その水も決して綺麗な水とは限りませんからね・・・日本の水かけ祭りと同じ感覚で参加するととんでもないことになりますよ。
ちなみに、ゴーグルも街中で購入することができるようです。

 

コルシスメンバーもソンクランに参加してきました!

さて、コルシスもタイ拠点ができてタイの人々に仲間入りしたので、今年、2024年のソンクランに代表桐田をはじめとした数人が参加してきましたよ〜!

実はタイの滞在経験が長い代表桐田ですが、ソンクランは今年が初めて。去年はタイ拠点設立でバタバタと日本とタイを行き来していたこともあり、ちょうどソンクランの時期は日本にいたので逃していました。

とはいえコルシスは絶賛繁忙期・・・ということもあり昼間は街に繰り出せなかったのですが、バイタクで出勤中にもそこかしこで水鉄砲を持った人を見かけました。

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仕事も落ち着き、夜にようやく外に出てみたのですが・・・さすがは無礼講。誰かれ構わず水をかけられるのでちょっとご飯に出かけただけでもびしょ濡れになってしまいました。
水鉄砲はもちろん、バケツで浴びせかける人もいるのですから当然そうなりますよね。

オフィスのあるプロンポンのあたりは夜の方がより一層盛り上がり、つまり水の飛び交う量も盛り上がる訳で、もはや濡れていない人を探すのが困難なほどです。 

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いかがでしたでしょうか?今回はタイのソンクランについてご紹介しました。
最後に、そもそも「なぜ水をかけるのか」ですが、元々は旧正月の期間に仏像や年長者などの手に水をかけて敬意を払い、お清めをするところから始まった伝統的な風習だそうです。

近年では老若男女問わず「水をかけ合うお祭り」に発展したそうですよ。海外旅行で出会うお祭りって本当にいい思い出になりますよね。
タイでは今が最も気温があがる時期。一度は行ってみたいです!

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