今後コルシスで一緒に働く将来の仲間へ、担当させていただき一緒にプロジェクトを進めさせていただいているクライアント様やパートナー企業様へ。コルシスがどんな会社なのか、どんな人がいるのか!? コルシスの‟人となり“を知ってもらいたいとの思いでスタートした社員インタビュー(前回記事はこちら)
久々となった今回はコルシス入社3年目、2024年にウェブディレクターからディレクターチームリーダーになったメンバーに話を聞きました!
- 田中 健一
2022年1月中途入社
ディレクターチームのリーダー候補として入社し、規模の大きな案件を任されるプレイヤーでありながら新人教育も行い、今年からチームリーダーとして若手社員のけん引役に。コルシスメンバーのパパ的存在。
―少しさかのぼりますが、コルシス入社前のお仕事のご経験や、転職を思い立ったきっかけなどを教えてください。
田中(以下T):
前職でもウェブディレクターとして働いていました。
クライアントは主に製薬メーカーなどが中心で、一般の方向けではなく医師や看護師が見るような薬のプロモーションに関わるサイトの構築をしていました。
その業務の中で日々の業務がルーティンになってきたこと、携わる業務が医療業界に特化していたためクライアントが固定になっていたりしたこと、チームではあったものの個人個人で完結するような動き方になっていたことなど、全体的にマンネリ感が強くなっていたことが転職を考えるきっかけになりました。
―コルシスの求人を見てどのような部分に魅力を感じ、エントリーしたのでしょうか
T:コルシスのウェブサイトで会社の規模感と制作事例を見た時、どのようなやり方でやればこんな事例が生まれるのだろうと興味が湧き応募しました。
面接ではモノづくりに真摯に取り組んでいる姿勢に共感が持てましたし、Movable Typeを初め、Adobe Experience ManagerやDrupalなどエンタープライズ系CMSに力を入れていきたいという話を聞いて、今までのキャリアでは触れたことのないシステム構築に関われるという期待がありました。
広報(以下K):
社風や働き方といった視点ではどう感じましたか?
T:働き方に関しては、定期的に1on1を実施したり、リソースの管理などにしっかり取り組んでいるような印象で、環境作りや働きやすさといった点に注力していて社員を大切にしているように感じました。
前職では業界に特化したウェブ制作に携わっていた田中さんですが、コルシスに入社することでもっと幅広いスキルや様々なクライアントの案件に携われると感じられたようです。実際に入社されてどう感じたのでしょうか。また、携わっている案件についても聞いてみました。
―2022年といえばまだコロナ禍だったわけですが、入社されて印象はどうでしたか。
T:まだコロナが終息しておらずリモートで働くという前提だったこともあり、会社に入って早く馴染めるか、業務ができるかなど不安はありました。
ですが、最初の1~2ヶ月はメンターがついてほぼ毎日出社していましたので、色々とコミュニケーションをとりながらの業務だったこともあり安心感がありました。
K:入社後に思っていたところと違いはありましたか?
T:それほど入社前後で気になったことはありませんでしたが、前職ではチーム編成はあったもののディレクター間での協力する体制が希薄だったのに対し、コルシスは個人個人が過負荷にならないようにディレクター間でのリソースの確認だとか、調整する体制がしっかり根付いていたので安心して働きやすいなと感じました。
K:現在はどのような案件に携わっていますか?
T:Adobe Experience Manager(以下AEM)を使ってサイトを構築するといった案件が徐々に増えてきています。
コルシスだとMovableTypeというCMSを扱う機会が圧倒的に多いわけですが、それとは全然違った思考が必要な設計が発生したりもするので、様々なCMSを使いスキルが身についていくのは面白いところでしょうか。
逆に、いわゆる書籍などのドキュメントがなかったり、内容の理解を深める環境はまだまだ薄いと感じます。私の場合は知識を増やすために知見のあるエンジニアと時間をとって話たりすることが一番多いですが、そういった知識やドキュメントの共有、勉強の機会などに関してはリモート業務が多いコルシスでは今後しっかりと体系立てていけるといいですね。
コルシスでは業務をリモートで行うこと自体は不都合はあまりないと感じていますが、一人一人のスキル向上やチームで最大のパフォーマンスを発揮するためにノウハウの共有や勉強の機会などに関してはもっと改善の余地がありそうです。
―ウェブディレクターで入社後、2024年からはディレクターチームリーダーになりました。業務内容はどう変わりましたか?
T:ウェブディレクターとして案件も担当しながら、リーダー業務へ徐々にシフトしていっているところです。
リーダーとしての役割は、1on1の実施や、メンバーのリソースのアサイン、目標の管理などがあります。また、メンバーの困りごとなどの相談が大きい役目だと感じています。
自分自身の業務管理は課題としてありつつも、チームのメンバーに対していつでも相談に乗れるような、声をかけてもらえるような環境作りは心がけていきたいなと思っています。
K:具体的に実施されていることはあったりしますか?
T:現在は中途採用で入社される方もおり、既存のメンバーも含めてチーム間のコミュニケーションは特に意識するようにしています。
コミュニケーションの手段はオンラインが多いので、できるだけ出社したタイミングで他メンバーと予定が合えばランチを一緒にとったりもします。
リモート業務が増え、業務的にはうまく連携が取れていて支障がないものの、業務以外のコミュニケーションとなるとなかなかオンラインではタイミングが難しいものですよね。
―今後チームリーダーとして挑戦したいことはありますか?
T:2つほどあって、1つは社員の採用を今後も積極的に進めていく中で、中途採用メンバーの育成や馴染みやすい体制や環境作りには力を入れていきたいです。
もう一つはAEMを利用したサイト構築や改修に自分自身も関わることが多くなってきているので、会社としてその案件もどんどん増やしていきたいです。社内的な理解の促進やその業務を遂行できるディレクターの育成をしたいですね。
また、これは自分自身の課題の話でもあるのですが、まだリーダーでありながらプレーヤーとして動いているところがあるので、そのあたりの引き継ぎなどを行い、もう少しマネジメント業務に時間をさけるようになるべきだと思っています。
どうしてもプレーヤーになってしまうと周りを俯瞰して見渡しづらくなります。ですのでチーム全体を見渡せる時間を作ると言うことが案外今一番必要かもしれません。
K:田中さんにとって良きリーダー像とは?
T:何事もそうかもしれませんが、組織内でコミュニケーションが取れないということが次に何も繋がらないことだと思っています。その辺は風通しがよく、困っているところにサッと聞きに行ける環境を意識したいです。
コルシスはそもそも風通しがいいとは感じていますが、先ほども話した通りオンラインとなるとコミュニケーションの機会が減ることがありますので、どうやったら声を掛け合えるかを考えていきたいです。そして仕事に楽しく取り組めるような組織になるといいなと思います。
仕事をする時間は人の生活の中でかなりの比重を占めています。そこが充実してくれるような環境になるととても幸せなことだと思いますね。
田中さん、お忙しい中ありがとうございました!
コルシスは新たに海外拠点も増え、徐々に大きな組織となってきました。
少人数だと管理が行き届いていても人数が増えることでより強固な組織・チーム作りが大切なことだと感じています。
これから仲間に加わるメンバーにも安心して業務ができる環境を、そしてどんな環境でも高いクオリティとパフォーマンスが出せる組織を目指していきたいと思います。
コルシスではまだまだ中途採用の募集も行っております!
ご興味がある方、もっとコルシスのことが知りたいという方、ご応募・お問合せお待ちしております!