
はじめに
少し前の話になりますが、AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)を受験し、無事に合格することができました。本記事では、受験のきっかけから当日の様子まで、私の体験をまとめてご紹介します。これから受験を検討されている方の参考になれば幸いです。
受験のきっかけ
きっかけはある勉強会でした。AWS資格の話題になったとき、発表者の一人が「僕は無資格でAWSコンソール触っているんですよ」と発言すると、会場に笑いが起きました。当時の私も資格を持っていなかったので、「え、これって笑うところ…?」と思いながらも、なんとかその場をやり過ごしました。
この出来事をきっかけに、「何か取ってみようかな」と漠然と考えるようになり、受験を決意しました。
実践した勉強法
まずは試験を知ることから始める
勉強を始めるにあたって、まず試験の範囲と難易度を把握することを優先しました。本試験はAWS Skill Builderにさまざまな教材が用意されているため、こちらを中心に「自分が知らないことを見つけ出す」ところから始めるのがおすすめです。
また、問題文は日本語訳されていますが、翻訳の性質上、原文(英語)のほうが読解しやすいケースもあります。英語が得意でない方でも、AWSのサービス名といったわかりやすいキーワードが多く含まれているため、日本語訳と見比べながら読めるので、私はそれほど苦労はしませんでした。
知らないサービスは実際に触ってみる
試験範囲を確認すると、普段使い慣れているサービスはともかく、触ったことのないサービスへの対策が必要になります。実際に手を動かさないと身につきにくいと感じる方は多いと思いますので、可能な限り知らないサービスを触るよう心がけました。
触れないサービスについては、繰り返しの暗記で乗り越えるしかありません。私はAWS Snowballがなかなか記憶に定着しませんでしたが、語源のことを勝手に想像して覚えることができました。Amazon S3 Glacierも同様で、「氷河(Glacier)」が由来であり、動きが遅く冷たい場所に長期間存在するというイメージが、アクセス頻度の低いデータの長期保存というサービスの性質と合致するため、覚えやすいサービスの一つです。
試験の形式に慣れておく
問題文の癖や時間配分に対応するために、本番に近い形式での練習はとても有効です。まとまった時間が取りにくい方には、スマートフォンで模試を解く方法がおすすめです。私は通勤中やスポーツジムでのトレーニング中にコツコツ取り組んでいました。
ある日、通勤電車で隣の方のスマホを何気なく見ると、その方も模試を解いていました。通勤中の模試学習は、意外と多くの方に支持されているのかもしれません。
試験当日
受験方法は、自宅でのオンライン受験と最寄りの試験センターでの受験から選べます。私は試験センターを選びました。「部屋を片づける手間」と「試験センターへ向かう手間」を天秤にかけた結果です。
この選択は正解でした。試験センター独特の緊張感のある雰囲気が、自然とスイッチを入れてくれました。また、自宅受験特有のトラブルを心配しなくてよかったのも大きなメリットでした。
試験中、自信を持って答えられない問題が続くと気持ちが折れそうになることがあります。そんなときは、後で見返せるフラグ機能を積極的に活用することをおすすめします。私も活用しましたが、見返した際に「なぜわからなかったんだろう」と感じる問題もありました。初見のときは時間的プレッシャーで読解が浅くなりがちですが、見直しの段階では残り時間が把握できており、落ち着いて解けたのだと思います。
まとめ
AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)の合格体験をご紹介しました。学習のポイントは以下の3点です。
- AWS Skill Builderで試験範囲と難易度を把握する
- 知らないサービスは実際に触れて体で覚える
- スキマ時間を使って試験形式に慣れておく
無資格でAWSを触っていた私も、こうして無事に資格を取得することができました。これを足がかりに、次の資格にも挑戦していこうと思います。同じく受験を検討されている方の参考になれば幸いです。