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社内スキルマップ導入の取り組み

前小屋 発 働き方

こんにちは。約2年前に入社しましたmaekoyaです。
今回は、社内スキルマップ導入についての取り組みを紹介します。

社内スキルマップの導入

導入の背景

colsisは、業務規模の拡大に伴い、2年前までは4人だった社員数が、今では15人になりました。組織の人数が増えると多くのメリットがあります。単純に考えると、多くの案件を対応可能になる、ということが真っ先に思い浮かびます。それ以外にも、個人では達成できない課題を組織の力で解決できたり、様々なバックグラウンドを持つ人がいることによる多様性が、組織として健全な体制を作るきっかけになったりします。

しかし、環境の変化に伴い、今までと同様なやり方では、うまく物事が進まなくなることも多く出てきます。そのため、徐々にではありますが、課題解決につながるような取り組みをトライ&エラーしつつも進めていくようになりました。

課題のピックアップ

様々な課題がある中、共通して多く感じていたことは、以下のような内容です。

  • 誰がどういう案件をこなしているのか、何をやっているのかわからない
  • 誰が何ができるのか、何が得意なのかわからない
  • 誰に相談すべきかわからない

主に、それぞれのスキルレベルが不明瞭なことが、やり取りの手間の増加に繋り、また、物事がスムーズに進まない原因にもなっていました。

スキルマップの作成

上記課題を解決するために、社内のスキルマップを作成しました。 スキルマップについては、導入している会社も多くありますが、特にQuipper社の記事が非常に参考になります。
参考:異動のおともにスキルマップ

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現在、私が所属している東京事務所は、主にディレクション業務が多いため、各スキル項目は「提案書作成、見積り書作成、スケジュール立案、会議進行」等、ディレクションに特化したものとなっています。

内容としては、仕事に必要なスキル項目一覧を洗い出し、以下の印で埋めていきます。

◎:得意である・自信があるもの
◯:実務経験で5回以上、または3年以上
▲:実務経験で5回以下、サポートしながら実行出来る
-:できない
↗:今後伸ばしていきたい

チームのスキルを可視化することは、先に記載した課題解決にも繋がりますが、他にも色々なメリットがあります。

  • チーム全体のスキルを把握することで、担当や役割が明確になる
  • チーム全体での不足箇所を補う気づきになり、採用の基準になる
  • 現在できていないスキル、今後伸ばしたいスキルを明確にすることで、目標やステップアップの基準になる

スキル項目の見直しや、項目をどこまで細分化するか、また、組織が目指す方向性に合わせて項目を追加したりと、定期的にアップデートが必要になるかと思います。

最後に

今回は、スキルマップ導入という内容でしたが、今後も社内での取り組みや働き方を紹介していきます。

colsisは採用も募集中です。興味がある方のご連絡をお待ちしております!

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