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きじとら通信 〜Vol.4〜

鹿嶋 未郷 日々の生活

全国1億2千万人のねこ愛好家の皆様こんにちは。ディレクターの鹿嶋です。
今年ですが、花粉症すごくないですか…?辛抱たまらず病院でお薬を処方いただきました。
そこで「あなたの今の症状は例えるならば消防車が出動するレベルの火事です。小火程度ならバケツリレーで日を消せるかもしれませんが、あなたのは火事です。何が言いたいかというと、もっと早く通院して日頃から薬を飲んでいればこんなことにはなっていないんですよわかりましたかそもそも…(ry」ととてもながーーーーいありがたいお叱りもいただきました。

今は処方されたお薬の服用で小火レベルでなんとか生活できておりますので、もう少し早く行けばよかったなぁと反省しております。

ということで花粉症で悩まれているそこのあなた、病院へ行きましょう!

〜閑話休題〜

このままだと病院の回し者の疑いをかけられてしまいますので本題へ。

今回の内容ですが、散々擦られている内容ではあるものの、キジトラねこは飼いやすいのか?というところについてお話してみようと思います。調べてみるとねこは柄によって性格が違う?といった記事が山のように出てくるわけですが、これらが本当なのかどうか、個人の感想レベルではありますが書いてみようと思います。

ということで今回もはじまりはじまり。

おしながき

  1. キジトラ柄の概要
  2. 我が家の場合
  3. まとめ

キジトラ柄の概要

  • 野生の血を色濃く受け継いでいると言われている
  • 性格は警戒心が強かったり穏やかだったりする(個体差)
  • 全身は茶色がベースで黒い縞模様、ヒョウ柄のような個体もいる
  • 尻尾の先端は必ず黒一色になるらしい(生命の不思議)
  • 目元にはクレオパトララインと呼ばれる黒いラインが入っている(かわいい)
  • 日本猫の中では最もポピュラーな柄の1つ
  • 海外では 「Tabby(縞模様)」「Brown tabby(キジトラ)」などと呼ばれているらしい(Instagram で検索だ!)

自然界では明るい色だと外敵から狙われやすくなるという理由から、このような柄が増えたとか増えていないとか。すごいぞDNA。ちなみに私は理科が苦手でした。

インターネッツではよく第一に「キジトラは野生的」「キジトラは神経質」といった紹介のされ方をしている印象があるため、この辺りが飼いにくい(=人に慣れにくいのではないか)と言われる要因ではないでしょうか。

キジトラ柄の多くはストリート出身(※例外あり)かと思うので、生後しばらくを野生で過ごす場合は母ねこの英才教育によって自然とそうなってしまうのではないかなと思います。
(異国の地で身ぐるみ剥がれた状態で1ヶ月過ごさなければいけないとかであれば、ニンゲンでもそうなりそう。。。)

ここで個人的な意見ですが、柄と性格に密接な関係があるかと言われるとそうではないと感じています。ちなみに私がストリートで出会ったキジトラ柄の皆さんは比較的穏やかな性格でした。
おそらくですが、パトロン(ごはんをくれるニンゲン)や外敵の有無など、置かれている環境によってこの辺りも変わりそうですね。

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しっぽピロンてさせてくれてカワイ〜
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目が怖いけどカワイ〜
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眠そうでカワイ〜
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寝顔がカワイ〜

我が家の場合

さて我が家の場合ですが、こんな感じです。

みやび(♀)

  • ニンゲン嫌い(知らないニンゲン全般)
  • 運動大好き
  • 豪胆
  • ずる賢い
  • きれい好き

うらら(♂)

  • ニンゲン嫌い(知らないニンゲン全般)※ただしおやつありの場合はこの限りではない
  • 運動大好き
  • 神経質
  • 天然
  • きれい好き

共通しているのは「ニンゲン嫌い」「運動が大好き」そして「きれい好き」という点ですが、彼らはストリート出身なのでこれらが正に野生の名残かなぁと思います。
ニンゲン嫌いは敵から身を守るため、運動が大好きなのは狩りの延長、きれい好きは痕跡を消すというバックグラウンドからでしょうか。

個体差による違いは豪胆か神経質か、というところですが、みやびはもう少し神経質でもいいのでは…というぐらいには豪胆です。
膝の上でくしゃみをしようが背中にものを落とそうが掃除機をかけようが洗濯かごを持っていこうが微動だにしません。これが失われた野生ってやつか…。

うららは半野生という感じで大きな音がすれば逃げますし、トイレ掃除のためにビニール袋を取り出しても逃げていきます。「私がいたずらの現場を見て怒っている」ということも理解しているようで、はっきりごめんなさいの態度をとったりもします。
私が個人的にはこれぐらいでいてほしい気もしつつ、やはり性格は柄に依存するものではなく、個体差によるものが大きいのかなぁと考えます。

まとめ

ではこれらが飼いやすさに直結するか?と聞かれると、私はあまりそうは思いません。
前述の通り、おそらく一般的には「キジトラ柄→野生に多い→人馴れしづらい(のではないか)」というところで飼いやすさの指標としているのかなと思いますが、野生にいたときからニンゲンと関わりがある子は人馴れしていますし、逆に一切ニンゲンと関わりがない子は未知の巨大生物と相対することになるわけですから、慣れるのに当然時間がかかると思います。

今までの経験上生涯人馴れしなかったよ、というねこに出会ったことはないので、時間をかければ人馴れという点はクリアできると思います。私は少なくとも運動に付き合うための体力・根気は必要だなと感じましたが、それ以外で飼いにくいな〜と思ったことはありません。慣れの部分はゆっくり慣れてくれぃ、という感じで基本こちらからは何もせずというスタンスでしたが、こちらも飼いにくいわけではありませんでした。

注意したいのは「人馴れしている = いい子ではない」という点です。
例えばとても愛想はいいけれどもものすごいいたずらをかましてくる子だったり、自分の思い通りにならないと攻撃してくる、ものを壊すという子も存在します。
これについては柄は関係なく個々の性格によるものですので、それをさせないためにどうするか、というところを考えながら一緒に生活していく必要があります。

長々と書きましたが、キジトラ柄だからといって飼いやすさの心配をする必要はありませんので、ご縁があれば積極的にお迎えしていただければと思います。キジトラ、可愛いですよ。

おわりに

早いもので1年も四分の一を終えようとしておりますが、春は出会いの季節ということで、弊社では一緒に働く仲間を随時募集しております。このブログを見て興味を持った方、もっとコルシスのことが知りたいという方のご応募・お問合せお待ちしております!

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