野村不動産ホールディングス株式会社 「Movable Type SmartSync Pack」を利用したグループ会社向けCMSインフラ基盤の構築支援
野村不動産ホールディングス様のCMSインフラ基盤の構築を、電通デジタル様と共同で実施しました。コルシスでは主に、インフラの要件定義・環境構築・CMS導入を担当しています。
本プロジェクトでは、グループ各社のウェブサイトを将来的に統合管理できる共通CMS基盤の構築を目的とし、AWSを活用したインフラ設計・構築を実施しました。
CMSには「Movable Type SmartSync Pack(Advanced Edition)」を採用し、WebサーバーとCMSサーバーを分離した、セキュアかつ拡張性の高いアーキテクチャを実現しています。 第一弾として、2024年にリニューアルされた「野村不動産ホールディングスサイト」および「野村不動産サイト」をCMSへ統合しました。今後もグループ各社のウェブサイト管理を順次拡充していく予定です。
- URL
-
https://www.nomura-re-hd.co.jp/
https://www.nomura-re.co.jp/
- Client
- 野村不動産ホールディングス株式会社
- Scope
- CMS開発 / インフラ構築
- Date
- 2026/05
- Tag
- #その他 #SmartSync Pack / Platform #Movable Type
「SmartSync Pack」を活用した静的配信アーキテクチャ
公開環境にはAmazon S3を採用し、「Movable Type SmartSync Pack」を利用することで、CMSサーバーで生成された静的ファイルを公開環境であるS3へ安全かつ確実に同期・配信する仕組みを構築しました。
公開サイトはS3とCloudFrontを組み合わせた静的サイト構成で運用されており、大規模なアクセス集中にも耐えうる高いパフォーマンスと、改ざんリスクを最小限に抑える強固なセキュリティを両立しています。
セキュアで拡張性を備えたインフラ基盤
インフラは、AWS上に構築された野村不動産グループ共通のクラウド基盤「Garden」上で設計・構築しました。S3とCloudFrontによる構成に加え、多要素認証(MFA)やIPアドレス制御などをきめ細かく設定することで、エンタープライズ企業に求められる堅牢性とスケーラビリティを兼ね備えたインフラ基盤を実現しています。
CMS運用を支える配信・公開フローの設計
「野村不動産ホールディングスサイト」および「野村不動産サイト」のCMS化にあたっては、CMS構築を担当する制作会社様とも密に連携し、円滑な運用・配信を実現するためのフロー設計を行いました。
大規模サイト特有の「関係部門の多さ」や「更新頻度の高さ」といった課題をクリアするため、制作担当者、承認者、管理者といった権限・役割を細分化して整理。 さらに、PRE環境(事前確認環境)やCMS確認環境を本番環境から適切に分離・構成しました。
これにより、ページ作成からプレビュー確認、公開テストまでのプロセスをシステム上でシームレスに完結。本番環境への反映には「SmartSync」の個別配信を活用することで、ファイル単位でのきめ細やかな更新運用を実現しています。 手作業によるミスを防止しながら、スピーディかつ確実な情報発信が可能な運用体制を構築しました。