こんにちは、コルシス代表の桐田です。
平さんの最後の記事から数ヶ月、コロナによって世界全体が激変してしまいましたね。
コルシスのワークスタイルも、もちろん大きく変化しました。
とはいえ、立ち上がってきた課題をひとつづつ前向きに見直しながら、新しい働き方にも順応しつつある今日この頃です。
今回はコルシスがこれまでに行ってきた新しい働き方への取り組みについて、経緯を振り返りながらご紹介していきたいと思います。
フルリモート&週1出社をベースにしたチームビルディング
コルシスでは、国内の感染が広がっていった2月後半からリモートルールを緩和していき、3月の後半からはフルリモートに移行しました。もともと週2日までリモート可としていたこともあり、移行自体はスムーズに進みました。
難しかったのは、5月の緊急事態宣言明けの後の対応です。
仕事柄、個々の作業内容としては出社がマストとなるものはほとんどないため、リモートベースでも業務遂行は可能です。
しかし弊社はお客様ともチームメンバーともリアルコミュニケーションを大事にして成長してきた経緯もありますので、火曜日だけは出社可能な人は出社日と定め、それ以外は任意でリモートOKとすることにしました。
またコルシスは少人数のチーム制にしているので、リモートであっても毎日朝会をやって状況を確認しあったり、最近ではチームを横断した行動計画を作り会社全体の改善アクションを行なったりしています。
どうしても直接顔を合わせて仕事をしていないと、お互いの状況がわからなくなるので、意図的に交流機会を作る試みは今後も続けていきたいと思います。
リモートワークの環境支援金&リモートワーク手当
フルリモートワークへの移行にあたって、社内メンバーから「自宅に椅子やディスプレイ等の作業環境が整っていない」という声が多く聞かれました。
特に椅子などはそれなりに機能性のあるものでないと、長時間のデスクワークによって健康に支障をきたす恐れもあるため、購入支援として1人3万円までの物品購入を2回まで会社負担としました。
(3万円を超える場合は自己負担)
これは後のアンケートでも特に好評だったので、実施してよかったです。
また8月からリモートワーク手当として、毎月一律8,000円を支給しました。
このタイミングで出勤回数の少ないメンバーについては、定期代の支給を無しにして都度精算へと切り替えを行いました。
業務管理も更にリモート強化
もともと東京&札幌の二拠点のため、様々なシステムをリモート前提にしてはいましたが、フルリモートにあたって業務システムのリモート強化も更に進めました。
以前よりコルシスの業務システム(商談請求管理・申請等)はKintoneをメインを使って週単位で行っていましたが、今回のフルリモート化にあたって日単位に切り替え、時間ベースでの管理に変更することに。
プロジェクトを紐付けた日報によって、収益管理はより厳密になりました。
(Kintoneについてはラジカルブリッジさんに本当にお世話になりました!)
ほかシステム面では、Google MeetだけではなくZoomも利用できるようにしたり経費処理や請求処理もなるべくペーパーレスに変えたりと、細かい改善も行いました。
アンケートによる見直し
メンバー各々の声をきちんと拾い上げながら、これらの試みのPDCAを回すために社内アンケートを積極的に利用しました。
少ない人数ながら、忌憚ない意見がバンバン飛び交うところは、コルシスの良いところではないかなと思っています。
まとめ
こうして3月からの緊急事態宣言からこの半年間を振り返ってみると随分変化してきたように思いますが、実際にはまだまだ道半ばにすぎないので、この後も続いていくウィズコロナ時代を生き残るために、より先手先手を考え、更に進化していきたいところです。
コルシスのメンバーは環境変化にかなり強いので、そんな仲間がついているのはとても心強いです!!!
個人的にはお客様との会議がテレビ会議に移行し、双方の働く場所の制約がなくなりつつある変化に一番驚きつつも、この変化については大いに歓迎しています。このままコロナが落ち着いた後も、ワーケーション的な働き方や開発合宿的な働き方などを、個人のライフスタイルや業務特性に合わせて、自由に選択できるようになると良いですよね。
実はコルシスでも社員の1人である屋宜さんが沖縄に移住することになり、そのままフルリモートで業務を続けることになりました。このような選択肢は今後より増えていくのではないかなと思っています。
とはいえ先にも触れた通り、闇雲に何もかもをリモートにはせず、リアルに顔を合わせる時間、そこでしかできないことを大切にしながら進めていきたい所存です。
そんなコルシスでは秋口から採用活動を開始していきます。
興味がある方は是非!お気軽に応募いただけますと幸いです!