こんにちは! コルシス広報部です。
今年も梅雨の季節がやってきました。今年はまあまあガッツリめの梅雨ですが、体調など崩されていませんか? 人が雨や梅雨を「嫌い」と思う傾向にあるのは、天候による体調の悪さが一因とも言われているそうです。
さて、今回は福利厚生の一つ「健康保険」についてのお話しです。
え? 健康保険って福利厚生なの? と思う方もいらっしゃるかも知れませんね。
そう、福利厚生は休暇や手当て、優待割引などのサービス面がフォーカスされがちですが、実は会社が自由に設定できる従業員サービスを充実化させるための「法定外福利厚生」、法律によって企業に義務付けられている福利厚生「法定福利厚生」の2種類があります。
今までの広報ブログでは、コルシスが独自で設定した「法定外福利厚生」についてご紹介してきましたが、この度「法定福利厚生」である健康保険の加入先が変わりましたので、詳しくご紹介しようと思います!
そもそも健康保険とは?
業務外で病気や怪我をした時や、休業、出産、死亡といった事態に備える公的な医療保険制度のことです。
日本では高額な医療費の負担を軽減するため、すべての国民が医療保険に加入すべきという『国民皆保険制度』を採用しています。そして会社は設立すると同時に健康保険に加入し、そこに勤務する社員および扶養家族も会社の健康保険に加入することとなります。
※『業務外』と定義しているのは、業務に関わる病気や怪我の補償は労災保険の範囲になるからです。つまり普段生活している上での病気や怪我で利用できるのが健康保険となりますね。
企業の健康保険は大きく分けて2種類、「健康保険組合」と「全国健康保険協会」がある
会社が加入する健康保険もまた大きく分けて2種類あり、「健康保険組合」が運営するもの、「全国健康保険協会」が運営するものがあります。
かく言うコルシスは以前、全国健康保険協会が運営している協会けんぽに加入していました。
大きな企業ならば独自した健康保険組合を持っていたり、複数の会社が共同して組合を設立する場合があります。ですが、コルシスのように小さな会社では独自の健康保険組合を持つことはもちろん出来ず、また他社と共同の組合に加入するには条件が足りず難しい。
そんな中・小企業で働く社員および扶養家族のためにあるのが、厚生労働省所轄の法人である全国健康保険協会の運営する協会けんぽなのです。その為、今も多くの企業が協会けんぽに所属しているのではないのでしょうか?
ではなぜ「関東ITソフトウェア健康保険組合」に変えたの?
そこでまず、協会けんぽと健康保険組合が運営する健康保険の違いをいくつか上げてみます。
・保険料率の違い
→ 健康保険組合の場合、保険料率は3~13%の間で独自に決定できるとされており、様々な情報を考慮して決定されています。そしてそれは協会けんぽに比べて低い傾向にあり、関東ITソフトウェアも実際に低く設定されています。
つまり、ひとりひとりの保険料の負担が軽減されるのです。
・付加給付の存在
→ 保険適用医療の場合、医療費の7割を健康保険が負担してくれますよね。これはどちらの健康保険も同じで、法定給付という法律に定められているものとなります。
しかし組合保険の場合はそこに付加給付という制度が認められており、独自に+αを付けることが出来るのです。
例えば子供が産まれた時など出産育児一時金の他、出産育児付加金という付加給付がもらえる仕組があるのです。
・組合独自の福利厚生がある
→ 協会けんぽでも1年に1度の健康診断の補助は行っていますが、組合保険はさらに手厚い健診が受けられたり、専用の健診センターを持っている場合があります。
さらによくあるのが組合が運営している保養施設やレストランがあったり、スポーツクラブなどの利用料の割引などなど、組合によって多種多様なものが存在しているのです。
よりコルシスメンバーが働きやすい環境をつくりたい
つまり上記にあげた様々な恩恵を受けられることから、コルシスもメンバーがより働きやすい環境をつくるために「関東ITソフトウェア健康保険組合」に加入したいと兼ねてより準備を進めていました。
そして今年早々に晴れて加入条件を満たしたことから動き出し、無事6月から加入が認められました!!
コルシスでも会社独自の福利厚生に力を入れてきていますが、それでも一企業が出来ることには限りがあります。そういった意味でも関東ITソフトウェア健康保険組合に加入出来たことはかなり大きいと感じています。
これからもメンバーが働きやすい環境をいろいろ整えていく予定ですので、その際にはまた特集していきます!
まだまだ中途採用の募集も行っております!
ご興味がある方、もっとコルシスのことが知りたいという方、ご応募・お問合せお待ちしております!