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【社員インタビュー/ 07】2022年5月中途入社 ウェブディレクターコルシスのビジネス領域が広がるチャンス! と期待が高まるスキルとは?

コルシス広報 働き方

今後コルシスで一緒に働く将来の仲間へ、担当させていただき一緒にプロジェクトを進めさせていただいているクライアント様やパートナー企業様へ。コルシスがどんな会社なのか、どんな人がいるのか!? コルシスの‟人となり“を知ってもらいたいとの思いでスタートした社員インタビュー(前回記事はこちら

今回はコルシスのビジネスの幅が広がりうるスキルを持ったメンバーが登場です!

鹿嶋 未郷

20225月中途入社

前職ではDrupalというCMSを専門とする会社でウェブディレクターとして活躍。この経験を活かしコルシスのビジネス領域を拡大するチャンスと期待が高まっている。
コルシス一のねこ好きを公言しており、コルシスサイトのブログでもきじとら通信を連載中。

今回の質問はいつもとは違った切り口を予定。では、さっそくいってみましょう!

ー元々コルシスの主力である Movable Type とは違う CMS を専門に扱う会社にいらっしゃると伺いましたが、コルシスに転職したきっかけは何だったのでしょうか?

鹿嶋(以下KA)

前職では Drupal という CMS によるWeb制作を専門とする制作会社に在籍していました。Drupal に限った話ではないのですが、ここ数年で急激に Decouopled / Headless Architecture といった概念がピックアップされるようになってきています。
そこでコルシスが主力としている Movable Type だったり Adobe Experience Manager などの商用 CMS は 、そもそもそういった利用を前提とした CMS ではないものの、十分に Headless CMS として利用することが出来ます。Drupal だけではなく、他のCMSに触れることでクライアントに対する提案の幅を広げることが転職の目的の一つでした。

もうひとつは国内のクライアントだけではなく、海外のクライアントとのコミュニケーションを円滑に行えるようになりたいという考えから、海外のクライアントとの実績がある企業を探していました。

広報(以下KO)

今までは Drupal という CMS に特化した業務をされていたとのことですが、どんなお仕事内容だったのですか?

KA:キャリアをさらに前々職までさかのぼるのですが、製薬会社のグローバルサイトのリニューアル案件にジョインした際に Drupal を利用したことがまずきっかけでした。
当時は国内でもDrupalって何? という程度の知名度でしたが、、興味が湧いたことがきっかけで前職のDrupalを専門的に扱う制作会社にウェブディレクターとして入社しました。

ーDrupal と Movable Typeの違いを簡単におしえてください。

KA:一番大きな違いとしては、利用するにあたって費用が発生するかどうかという点になります。
Drupal は WordPress と同様オープンソースの CMS であることから初期費用なしで利用することが可能です。一方 Movable Type は、シックス・アパート株式会社が提供している商用CMSであることから、利用にあたってライセンス料やメンテナンスサポート料が発生します。

あと、世界的に見ても Drupal は教育機関や製薬企業、政府機関などで特に採用率が高い CMS となっていますが、 Movable Type は業界問わず様々な企業・自治体にて採用されている CMS となっています。それとMovable typeは静的出力ができるという点を評価され、イントラサイトなどで利用されるケースも多いようです。

KO:Drupal の魅力はなんでしょう?

KA:1つ目は100以上の言語を標準でサポートしているので、異なる言語のコンテンツであっても一元管理が容易である点です。

2つ目は強力なワークフロー機能が標準で実装されている点です。

3つ目は大規模ウェブサイトのコンテンツ量に負けないパフォーマンスを維持できる点です。例えば Movable Type では(サイトの作りにもよるところはありますが)コンテンツ量が増えれば増えるだけ、それに比例して再構築の時間が増えて(パフォーマンスが低下して)いきます。

4つ目はセキュリティが強固である点です。OWASP標準を満たす設計がなされていることに加え、公開されている情報はセキュリティチームを始めとした巨大なコミュニティによって監視されていることから、脆弱性が発見された場合も迅速な対応が行われます。

KO:なるほど、それぞれに利点があるわけですね。鹿嶋さんが入社して社内にナレッジが共有されることでコルシスも MovableType 以外に提案の幅が増えることが期待できますね。

今回もインタビューは東京オフィスにて行いました。ご協力ありがとうございました!

ー今のコルシスでのウェブディレクターのお仕事を教えてください。

KA:今は完全に上流工程に特化していてクライアントと要件を詰めていくといった窓口重視の業務です。コルシスでは様々な業界の大手企業をクライアントとして抱えていることから、業界自体、ひいてはクライアントを知るために今までとは異なる知識を蓄えたりする必要があります。

見方によってはとてもしんどそうな印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、私は新しい世界に触れられるという点で、楽しみながらお仕事をさせていただいています。
最近まで自分は勝手に「勉強が好きだ」と思っていたんですけど(笑)、そうではなくて「知らないことを知ることができる」のが好きなんだということに気が付きました。
コルシスでの業務は知らないことの方が多くて、それが新しい知識として入ってくることがとても楽しいです。

KO:逆に難しいと思う点はありますか?

KA:いざ MovableType を使ってみると Drupal で簡単に実装できていたことがそもそも技術的に難しかったり、時間がかかってしまうというケースに多く遭遇しました。
ならばMovable Type の場合は何をどうすることでニーズを満たせるか、というところの理解がまだまだ浅いと感じていますが、コルシスは有識者も多く相談しやすい環境ですので、そういった部分に対して積極的に質問させていただいています。

KO:コルシスではわからないことはすぐに聞ける環境ですか?

KA:質問の答えとしては「はい」になります。ただコルシスのメンバーは思ったよりシャイな人が多いのかな? という印象を受けました。
入社前に読ませていただいていたブログの社員旅行の様子などを見ると、日常的に和気藹々とした感じなのかなと予想していたのですが、どちらかというと黙々と作業をこなす方が多い気がします。そのため隙あらば Slack の雑談用チャンネルにトピックを投げてコミュニケーションのきっかけをばら撒いています。

KO:ブログといえば、鹿嶋さんはコルシスブログで ”ねこブログ「きじとら通信」” を書かれていますよね?どういった経緯でねこブログを始めたのですか?

KA:ねこ好きを公言していたのですが、そのことで代表の桐田さん、他数名からねこブログを書いてほしいとお願いされたことがきっかけです。
最初は業務に関係ないし、会社のブログを私物化してしまう気がしたのでお断りしたのですが、コルシスの中途入社に応募したい方に対しての自己紹介のためであったり、動物系の話はページビューが伸びるなど諸々の説得の結果書くことになりました。

KO:ははは、確かに動物の話はページビューが伸びますね(笑)
でも自分の好きなことについて書くって、仕事に直結するのか?と思うかもしれませんが、性格とか熱量、その人の人となりが見えるというか。きっとブログを見た方は、コルシスってこんな人がいるんだ、とか親近感を持ってもらえると思います。

そんな鹿嶋さんのねこブログは絶賛連載中です。現在下記の通り3本上がっていますので、気になる方は是非ご覧になってくださいませ!

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Blog
きじとら通信 〜Vol.1〜
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Blog
きじとら通信 〜Vol.2〜
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Blog
きじとら通信 〜Vol.3〜

ーDrupal のスキルを持った鹿嶋さんですが、今後コルシスでそのスキルをどう活かしていきたいですか?

KA:コルシスでは Drupal を利用した経験のあるメンバーが少ないことから、もしかしたら過去にクライアントの要望に対して Drupal を提案したくてもできなかった、というケースがあったかもしれません。
今後はそういった点を自分がサポートしていければと考えています。クライアントに適した CMS を提案をするという事ができれば、ビジネスの幅が広がっていくのかなと思っているので、少しでも力になれるよう取り組んでいければと思います。


これは前職の受け売りですが、 CMS を導入するまでが仕事なのではなく、導入した後にクライアントに「コルシスに依頼してよかった」「この CMS を採用してよかった」と幸せに感じていただけるような仕事をしていきたいです。

ーお仕事をする上で心がけている事はありますか?

KA:“自分の気持ちをきちんと言葉として伝える事” でしょうか。
昨今リモートワークが増えていますが、 Slack などでの会話の中で感謝を伝える場面があったとします。「ありがとうございます。」と「ありがとうございます!」ではなんとなく後者のほうが人間味を感じませんでしょうか。何なら私はここにサムズアップのスタンプを追加したりします(笑)

顔が見えない分、何気ないテキストチャットがトラブルに繋がるケースもあるかもしれませんし、大袈裟なくらいの表現で丁度いいのかな? と考えています。

ディレクターという立場上、誰かに何かを依頼するシチュエーションは多々発生しますが、そういった際にも感謝の気持ちがきちんと相手に伝えられるようなコミュニケーションを心がけています。

ー最後にメッセージをお願いします!

KA:コルシスは Movable Type を扱っている企業の中では割と老舗であり、知見を持っているメンバーが多く在籍しています。
それに加えて今後はエンタープライズ向け CMS へさらに注力できるよう準備を進めています。CMS を利用した案件に広く携わりたい方にはおすすめの環境だと思います。

またコルシスでは自社サービスも展開しておりますので、事業拡大に貢献したい、スキルアップしたいという方にもやりがいがあるかと思います。

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鹿嶋さん、今日はお忙しい中どうもありがとうございました!

コルシスでは Movable Type を使ったウェブ構築が得意領域ではありますが、鹿嶋さんのように違った領域での知識を持ってそれを活かしたい、知識や技術をビジネスチャンスと捉えスキルを磨いて新たなことに挑戦したい、など、コルシスで一緒に成長できるメンバーを募集中です。

また、メンバーの人柄がわかるような本人発信ブログも充実させていければと思っています!

まだまだ中途採用の募集も行っております!

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ご興味がある方、もっとコルシスのことが知りたいという方、ご応募・お問合せお待ちしております!

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