Blog

コルシス子育て組座談会現在子育て真っ只中の4名に聞いた仕事と出産・育児のリアルなホンネ

コルシス広報 働き方

こんにちは! コルシス広報部です。

今回はコルシスで5歳以下のお子さんを持つメンバー4名を招いてオンライン座談会を行いました。

直近で育休を取得した皆さんが、コルシスで働きながらの子育てってどんな感じ? 困ったこと、大変なこと、あって良かった制度など、ホンネで話してもらいました!

参加したメンバーは下記4名です。

石山 舞

コルシスの最古参のうちの1人で、ウェブディレクター
2016年5月入社
1児の母
2021年春に育休から復帰

岡 良美

コルシスで一番初めに育休を経験したウェブディレクター
2017年10月入社
2児の母
前職とコルシスで育休経験ありで、2020年7月から復帰

船木 聖悟

コルシスで初の男性育休取得者のフロントエンドエンジニア
2018年12月入社
1児の父
2021年6月に2週間育休取得し復帰

仙石 知沙

前回のインタビュ―に続いて参加のウェブディレクター
2021年6月入社
2児の母
前職時に育休取得済み

Q. 皆さん、コルシスや前職で育休を経験されましたね。育休を実際に取ってみてどうでしたか?

広報(以下K):

岡さんは前職とコルシスで育休を取得されましたが、会社で違いなどありましたか?

岡(以下O ):

実はあまり覚えていないんです。出産直後って色々ありすぎて正直あまり記憶がありませんが、記憶を辿ると制度自体は大きな違いはありませんでした。
前職でも育休を取得した社員は私が初めてでした。第一子の時は半年くらい、第二子は半年弱で復帰予定でしたが、コロナ禍で保育園が登園自粛期間だったこともあり8ヶ月くらいの期間取りました。比較的取得期間は短いほうだと思います。

K: 前職で育休をとられた仙石さんはどうですか?コルシスとの違いなどはありましたか?

仙石(以下S):

第二子の妊娠中、乳児検診で切迫早産とわかり、予定していたより1ヶ月くらい早く産休に入りました。その時の仕事が客先常駐という形だったので、常駐先に迷惑がかかってしまったのを同じ会社のメンバーがフォローしてくれていたのですが、そこが大変だったと聞きました。

K: そもそも育休期間は皆さんどうやって決めたんですか?

O: 原則では子供が1歳になるまでと言うのが基本なのですが、私はフルで1年取る気がなかったんです。保育園は0歳児のうちのほうが入れやすいので保育園が決まり次第復帰したいと言う思いがありました。

船木(以下F):

うちは保育園へはまだ入れてないんです。奥さんが1歳になるまでは自分で見たいと言う思いがあって。

S: 0歳から保育園に入れるとすると、出産してすぐ保活(※)って感じですよね。

K: え! そうなんですね、産んですぐ保育園探すってことですね、日々の生活も大変なのに・・・!そう言うものなのか・・・それこそ一人でできるものじゃないですね、旦那さんのサポートがないと考えただけでも難しそう。

O: そうなんです! 本当にそこは家族のサポートがないと絶対無理。第一子の時は私しか育休を取りませんでしたが、本当に大変だったので第二子の時は一緒に育休を取りました。

石山(以下I):

うちの場合は、私だけが育休を取って夫は働いていました。1年2ヶ月くらい取ったのですが、初めての出産だったのでわからないことだらけで大変でした。
コロナ禍だったので自治体の子育てを支援する場所も閉鎖してしまっているところも多く、なかなか同じく子育てをするお母さんにもお会いしたり交流したりすることがなくて孤独感がありました。

K: 夫婦で育休を取る方も、逆に女性のみが育休を取得するケースもありますよね。逆に男性は育休をどのように考え取得してるのでしょう、船木さんはいかがですか?

F: 結構直前までは取る予定なかったんですけど、岡さんとお話しをした中で「できれば第一子の時に(旦那さんにも)育休を取って欲しかった」と聞きました。それで考えて奥さんに相談してみたら「育休を取ってほしい」と言われたので育休を取ろうと決めました。

――経験者の意見を聞いたことで夫婦で相談するきっかけになったという船木さん。今回お話しを聞いていても女性は出産の大仕事に加え、育児と慣れない生活で皆さん口々に「あまりに大変すぎて記憶にない」と言います。
その言葉だけでも一緒に育休を取ってほしいと思う女性は多いのだとわかります。社内に育休取得経験者がいて男女問わず話が聞けるのはとてもいいことですね。

※保活とは子どもを保育園に入れるため保護者が行う活動のこと。待機児童が多い自治体では、希望する認可保育所に子どもを入れられるように、事前に入念な情報収集・準備を行うことが必須。

kosodategumi.jpg
インタビューは札幌オフィスにいる社員、リモートの社員もいたのでいつも通りZoomで繋ぎつつ行いました!

Q. 育休取得中は、夫婦で役割分担とかどうされていましたか?

F: 生まれてすぐに僕は2週間の育休を取りました。分担としては日中は奥さん、夜間は僕が子供を見るといった感じで。育休後仕事に復帰した際は日中僕は仕事をするわけなので、その間を奥さんが見て仕事の後は自分が見ることにしました。

O: うちは完全に半々だったかな。

I: それって曜日とか決めてたんですか?

O: いや、お互い得意不得意の家事があるので得意な分野はお願い、という感じで。週一出社の時は完全にお願いしたり、夕飯は予め作っておいたりしていました。

S: 第二子の育休中は本当に人生で一番大変だったかもしれません。第二子の切迫早産もそうだったのですが、第一子が体調をこじらせて入院したり、精神的にまいってしまいました。分担など言ってる暇もなく、なんでもいいから手伝ってくれと言う気持ちでいっぱい(笑)
直近だとコロナ禍ということもあり、働き方も大きく変わりました。そこら辺は皆はどう影響しましたか?

I: 私の場合は旦那さんもリモートになりました。基本的にはワンオペに変わりないのですが、家事のコアタイムは一緒にやろうと決めました。その時間中の負担はだいぶ楽になったかなと思います。

F: ルール決めということはやっていませんが、日中は奥さんがやってくれてその後僕がやるというスタイルは変わっていません。休日は逆に、僕が子供を見て奥さんに休んでもらいます。

K: 船木さんは実際にお子さんが生まれて想像していた育児とのギャップなどはありましたか?

F: いや、全く想像できていなかったというのが正解で、事前に情報をいっぱい調べていたはずなのに実際に生まれて初めて、こんな感じなんだな、とか新しいことがいっぱいでした。

S: 実際に見るのとやるのって違うよね。

K: それは育休を取ったからこそわかったことなんですね、男性でもちゃんと育児に参加するって大事なんですね。

S: 参加じゃないっ! 参加っていうと、よく聞こえるけど、旦那さんでも育児はやるの当たり前ですから! って思います。
協力とか参加じゃなくて、2人の子供なんだからやるのは当たり前だって思ってます。

――仙石さんのご意見を聞いてハッとしました。確かに参加とか協力とかそういうものではなく、どちらかしかできないこともあれば、支え合えあってできることもたくさんあります。育休期間というのは母親にとっても父親にとっても唯一同じ時間を共有しながら子育てができる貴重な時間でもあるんですね。

ikuji.jpg
夫婦で子育てに関する意識の差はどうしても出てしまいがち。広報担当にも仙石さんのこの言葉は深く刺さりましたね

Q. 育休後、仕事に復帰されて大変だったことはありますか?復帰される時に不安はありましたか?

I: 育休を1年か1年半かで迷っていました。コロナ禍だったので子供自身が全く同世代と交流できていなかったのが気になっていて、そう考えると保育園に預けることで同世代と触れ合えるし、自分も1年くらいで復帰したいなという気持ちがありました。
今はリモートではあるのですが、結構夜な夜な仕事していたりします。保育園には行っていますが、結構風邪でお休みしたり、子供の体調が安定しなかったりする時はお昼寝時間や、夜寝た後に仕事をこなすこともあります。

S: 保育園がまたコロナで休園になったんです。子供が家にいるともう大変で。

O: 上の子は勉強と遊びを交互に自分でできるんですが、下の子がヤバイ。

S: そうそう、下の子! もう何かしらの映像コンテンツを見せてる(笑

O: 同じ! それでもおさまらなくて、どうしても外に行きたくなっちゃう時は、少しお散歩連れて行ったり。

S: そしてちょうどお昼寝の時間くらいに色々MTGを入れたり工夫をしてやっています。リビングで仕事してたりするので私も船木さんみたいに自分の部屋が欲しいです(笑)

K: 2人のお子さんを見るのが大変でそれを経験しているからこそ、隙間の時間でガッと集中したり、作業時間を効率化したりできてるんですね。

O、S: そうやって身についていくんでしょうね(笑)なんとかやっています。

K: リモートワークが主流になった今、大変だけど子供を見ながら仕事できるというのはメリットでもあるのでしょうか?

全員: リモートでよかったよね。仕事が家でできるというのは本当に良かったなと思います。

K: 職種にもよりますけど、どうしても出社する必要があるお仕事だったら自分が全休を取るしかない。でもリモートワークができるから続けていられるというのもありますね。

I: 看護休暇も子供1人につき5日取れるので、うまく活用できたのもだいぶ助かったポイントです。

O: あと、看護休暇は時間で休暇が取れるんです!病院に連れていくからその時間だけ、など数時間単位で休暇が取れるので仕事と上手に両立するためには休暇制度を知って上手に使うのもいいと思う。

K: 自分でいうのも何ですけど、コルシスってそういうところすごいんです。例え今そういう制度がなくても、あったらいいなを声として上げればすぐに検討してくれる。本当に必要なものだったらすぐに採用もしてくれるんです、柔軟で動きが早いんです。

konokango.jpg
幼い子供は体調を崩しがちなので、こういった休暇などの制度が取りやすい環境を作るのも大事ですよね

Q. この際だから聞いてしまおう、今のコルシスにもっとこんな制度あったらいいなって思うことありますか?

S: ベビーシッターさんとか、スポットで子供を預けられるサービスなどを利用したいタイミングがあるのですが、これがとても高いんです。企業と提携していて気軽にベビーシッターさんを使えるサービスなんかもあるようで、そういうのぜひお願いします(笑)
親が近くにいたら少し預けてっていうのができますけど、本当に数時間だけ見て欲しい時とかに使えるととっても便利です。

F: コルシスは福利厚生が充実してるので、今のところこれと言って思いつかない(笑)

S: 要望ではないですけどマッサージが本当に助かってます!旅行とか行った時、よく旅館やホテルにリラクゼーションサービスがありますよね、あれを使っています。5000円の補助ってすごくいい!旅行先で子供が寝たあとにマッサージしてもらうのが、至福の時です。

I: あ! なるほど、それいい、やってみよう!

S: そうやって利用できる制度を利用してリフレッシュするのいいと思います、皆使おうー!

――過去のブログでも何度か福利厚生についてご紹介してきましたが、福利厚生はいくら充実していても使われなければあまり意味がないとも思っています。
マッサージの福利厚生に関しては職種柄、PCのモニターをずっと見ていたり、デスクワークが多いと言うことからも取り入れていましたが、子を持つママさんメンバーのリフレッシュにも一役買っているとは嬉しいですね!

そんなコルシスの福利厚生についての紹介は↓の記事をご覧ください!

image
Blog
コルシスの福利厚生の実態について

Q. 今、育児関係なく完全に一人で使える休暇があったら何したいですか?

O: 日帰り温泉! とにかくリフレッシュしたいです。

I: 私は映画館! 今はまだ子供を連れて行けないから、好きな映画が見れたらいいですね。

S: 携帯切ってどっかにお出かけしたいです。

F: 連絡を遮断して半日は寝て、半日はパズルとかしてたいです

全員: あはははははは!(笑)

K: えー、意外! ずっと寝てたいと言うかと思ったら、皆さん意外と活動的なんですね。

O: せっかくなのに時間がもったいない(笑)

S: 寝てようと思っても普段寝てられないから体がもう寝ていられなくなっちゃって(笑)

Q. 最後に、今後産休・育休を取られる方にメッセージがあればお願いします。

O: 旦那さんにも絶対に育休を一緒に取ってもらいたい。大変だからというのもありますが、新生児はその瞬間しかないので。その時しかない貴重な体験を一緒に味わってもらいたいです。

S: 思ったより休めないとは思いますが、頑張って! とエールを送りたいです、取る前はもっと休めるという思いでしたが、出産すると記憶にないほど大変だったので(笑)

I: 仕事を忘れて子供に向き合える時間が育休。仕事のことを考えずに子供に100%向き合い、また気持ちよく仕事に復帰してもらいたいです。

F: 育休を少ししか取っていませんが、その期間は仕事を忘れて子育てに向き合える。少しの期間でも子供の変化を感じ取れるんです、その可愛い瞬間とかを見れる機会でもあるので取れるなら取ったほうがいいと思います。

ikuji2.jpg


私は子どもはいないのですが、想像していたよりはるかに大変だと感じた今回の座談会の内容。そして皆さんとってもたくましくて、私も頑張るぞー!となぜか謎のパワーをもらった感じです。

会社としての役割は、働きながら子育てをするメンバーがいかに安心して休暇中に出産・育児に専念して安心してまた会社で活躍してもらえるような環境を作る事。もちろんそれには家族のサポート、チーム、メンバーのサポートが欠かせません。
これから取得するメンバーのためにも色々と参考になるお話しを聞くことができました。

皆さんお忙しい中、ありがとうございました!

まだまだ中途採用の募集も行っております!

WEBディレクター

フロントエンドエンジニア

ご興味がある方、もっとコルシスのことが知りたいという方、ご応募・お問合せお待ちしております!

一覧にもどる